研究開発・品証・信頼性試験
ラボや品質保証部門の設備は、量産ラインとは条件が違います。サンプルは少量、材料は多種、試験条件は頻繁に変わり、データも残す必要があります。偉勝は試験内容に合わせて構成します。一般的な乾燥・熱硬化は小型チャンバーの熱風循環で、含水物・多孔質材・樹脂は5×10⁻³Torrの真空下で脱気・乾燥、灰化試験や焼戻しは最高1200℃の焼結熱処理で行います。出荷前の信頼性検証には、恒温恒湿試験とラインへ移動できる環境試験設計を用意しています。
プロセス課題
課題1:少量サンプルで大型炉を占有
少量品を量産用大型炉で処理すると、昇温が長くライン能力も奪う。

課題2:気泡・水分が抜けない
樹脂、溶液、多孔質材を常圧で乾燥すると内部に気泡が残る。

課題3:長時間の無人試験
連続20時間の試験で温調異常が起きると、サンプル損傷や安全リスクになる。

解決策1:小型チャンバー
少量の研究サンプルを量産炉を使わずに処理。

解決策2:真空で脱気・脱泡
真空度5×10⁻³Torrまで、常圧では抜けない気泡を排出。

解決策3:リアルタイム監視と記録
PLCタッチパネルで温度を監視し、無人運転中の記録も後から確認できます。
主要な技術力
真空脱気と乾燥
含水物、溶液、多孔質材、樹脂を常圧で乾燥すると内部に気泡が残ります。真空度5×10⁻³Torrまでの環境で脱気・乾燥し、気泡を排出します。

1200℃の焼結熱処理
灰化試験、予熱・焼戻し、溶解にはより高温が必要です。最高1200℃、4層断熱で外装温度を低く抑えます。

恒温恒湿試験
研究開発・品証の長時間試験向け。P.P非金属の断熱扉すき間設計でエネルギーの無駄を1/4以上削減し、PID二重表示温調とフルタッチパネルで操作します。

移動式の信頼性試験
ライン内の別エリアへ移動して近くで検証でき、RT+10〜80℃、70℃で±1.5℃。複数台に温度監視モジュールを追加し、多点温度を記録できます。
サービスと実績
統合対応:各オーブンにPLCタッチパネルを搭載でき、温度記録、履歴照会、ITサーバーへの送信に対応します。

実績:国内大手ネットワーク機器メーカーは海外ブランドの高温試験オーブン数十台で出荷前信頼性試験を行っていましたが、経年で異常昇温や内部のくすぶりが発生。試験条件は90℃・連続20時間・無人運転です。偉勝はまず改造案を提示し、顧客は新機を選択。1台目は製品寸法と試験フローに合わせた両開き熱風オーブンで、検証合格後に残りの更新を検討中です。

カスタム対応:現地調査から設計、製造、保守まで偉勝が現地でサポートし、全機を台湾の自社工場で製造しています。納入後は技術者が電話やビデオで状況を確認し、修理見積を提出します。