部品の乾燥・熱硬化・環境試験
航空宇宙部品の乾燥・熱硬化・焼戻しでは、まず3点を確認します。ワークがチャンバーに入るか、溶剤と湿気を排出しきれるか、処理後に環境試験が必要か。偉勝の熱風循環オーブンは用途に航空宇宙の乾燥工程を挙げており、チャンバーはワークに合わせて設計、大型は両開きで台車搬入にも対応します。熱風循環加熱は最高500℃、600℃まで特注可で高温熱処理に対応。乾燥後の研究開発・品質保証には、恒温恒湿試験と移動式の環境試験設計を組み合わせられます。全機を台湾の自社工場で製造しています。
プロセス課題
課題1:ワーク寸法の幅が広い
構造部品やアセンブリは寸法がまちまちで、標準炉では入らない・載せにくい。

課題2:溶剤・湿気が残る
コーティングや接着剤の硬化時、残留溶剤と湿気が硬化品質を下げる。

課題3:熱処理の温度ずれ
焼戻しや時効硬化で温度がずれると、部品特性がばらつく。

解決策1:ワークに合わせたチャンバー
寸法をワークに合わせて設計、大型は両開きで台車搬入に対応。

解決策2:全開ダンパーで排湿
専用風路と調整式全開ダンパーで湿気と溶剤を素早く排出。

解決策3:±0.1%FSの制御精度
日本製PID温調器と三重過昇温保護で温度ずれを抑えます。
主要な技術力
大型チャンバーと両開き扉
構造部品は寸法がまちまちです。チャンバーはワーク寸法に合わせて設計、大型は両開きで台車搬入に対応し、手作業搬送と接触を減らします。

溶剤・湿気の排出
コーティング・接着・封止の硬化では残留溶剤と湿気が品質を下げます。専用風路で炉内温度を均一化し、調整式全開ダンパーで素早く排出します。

高温熱処理の温度制御
時効硬化と焼なましには安定した温度が必要です。熱風循環加熱は最高500℃、600℃まで特注可。日本製PID温調で制御精度±0.1%FS、三重過昇温保護付きです。

移動式の環境試験
ライン内の別エリアへ移動でき、RT+10〜80℃、70℃で±1.5℃。出荷前に組立と機能試験を済ませ、現場では設置・接続・試運転のみです。
サービスと実績
統合対応:カスタム設計、板金、組立、品質検査、梱包、現地据付の6工程を偉勝が自社で行います。各オーブンにPLCタッチパネルを搭載でき、温度監視、履歴照会、ITサーバーへのデータ送信で工程記録を残せます。

実績:航空宇宙分野の事例は現時点で未公開です。関連事例として、国内大手ネットワーク機器メーカー向けに両開き熱風オーブンを特注し、90℃・連続20時間の出荷前試験に使われています。

カスタム対応:チャンバー寸法、扉形式、台車搬入方式をワークに合わせて設計し、環境試験は製品発熱量に合わせて冷却を設計します。納入後は技術者が電話やビデオで状況を確認し、修理見積を提出します。