金属部品・金型の熱処理
金属部品・金型の熱処理は温度帯で分かれます。予熱・焼戻し・乾燥は熱風循環、時効硬化と焼なましは温度に敏感で、金型熱処理と灰化試験は焼結温度域に入ります。偉勝の熱風循環加熱は最高500℃(600℃まで特注可)、制御精度±0.1%FSでロットごとの硬度をそろえます。焼結熱処理は最高1200℃で金型と灰化の温度に対応。量産では台車ごと炉内に入れて搬入出し、手作業の運搬を減らします。2009年のWEISUN自社ブランド第1号機は、自転車と金属金物業界で採用されました。全機を台湾の自社工場で製造し、ワーク寸法と工程に合わせて設計します。
プロセス課題
課題1:熱処理温度の不安定
時効硬化と焼なましは温度に敏感で、ずれが硬度のばらつきを生みます。

課題2:金型熱処理の高温域
金型熱処理と灰化試験の温度は熱風循環の範囲を超えます。

課題3:大型ワークの出し入れ
大型・大量の金属部品の搬入出は手作業で、段取り替えに時間がかかります。

解決策1:制御精度±0.1%FS
日本製PID温調と三重の過昇温保護で、ロットごとの硬度を安定させます。

解決策2:1200℃の焼結熱処理
両側輻射加熱と4層断熱で金型熱処理と灰化試験の温度に対応。

解決策3:台車式の搬入出
台車ごと炉内へ。2室を個別制御し、一方の昇温中にもう一方を段取り替えできます。
主要な技術力
高温熱風循環の温度制御
時効硬化・焼なましは温度に敏感です。熱風循環加熱は最高500℃、600℃まで特注可。日本製PID温調で制御精度±0.1%FS、ロットごとの硬度をそろえます。

1200℃の焼結熱処理
金型熱処理、灰化試験、焼戻しにはより高温が必要です。最高1200℃、両側輻射加熱とセラミックウール・高アルミナ断熱れんが等の4層断熱で対応します。

過昇温保護と強化内槽
三重の過昇温保護で長時間の高温運転を守り、強化内槽で高温時の変形を抑えます。

台車搬入と2室制御
台車ごと炉内へ入れ、底部レール両側に保温層。2室を個別制御でき、一方の昇温中にもう一方を段取り替えできます。

排湿と温度均一性
全開ダンパーで洗浄後に残る湿気と溶剤を素早く排出し、専用風路で炉内温度を均一化します。
サービスと実績
システム連携:各オーブンにPLCタッチパネルを1台搭載し、温度のリアルタイム監視と履歴照会が可能。温度データをITサーバーへ送り、熱処理ロットの記録として残せます。

沿革:2009年のWEISUN自社ブランド第1号機は自転車と金属金物業界で採用。1976年からのオーブン設計は台車での出し入れに対応しています。

カスタム対応:ワーク寸法と工程に合わせて設計し、設計、板金、組立、品質検査、梱包までを新北・三峡の自社工場で行い、現地で据付・引き渡し。納入後は技術者が電話やビデオで状況を確認し、必要に応じて遠隔でテスター測定を指導したうえで修理見積を提出します。