新型コロナウイルスをきっかけに、世界規模で「ダークファクトリー」と呼ばれる製造モデルが台頭し、あらゆる産業がダークファクトリーによる無人化生産の導入へと舵を切っている。
こうした中で、先日、「玉山国家品質賞」および「トップ100マネージャーMVP賞」を受賞した偉勝乾燥工業は、近年、陳玟翰総経理のリーダーシップのもと、同社は国家レベルの賞を次々と獲得している。特にここ2年間、台湾がコロナ禍の深刻な打撃を受けるなか、人員を削減するどころか逆に増員し、30%という驚異的な成長を遂げた。社員数は50人から70人余りに拡大し、さらに全社員に占める研究開発スタッフの比率は約40%にまで高まっている。同社は、コロナ禍において圧倒的な存在感を放つ、市場の模範的企業の一つと言える。
偉勝は、Automation TaipeiおよびTPCA SHOW(台湾国際電子回路基板展)への出展に続き、最後を飾るSEMICON Taiwanにも出展する。台北南港展覧館1号館の台湾港建との共同出展ブース(ブース番号:J-2546)において、半導体産業向けに開発された、5Gおよびスマート製造に不可欠な精密自動化熱処理装置を披露する。同装置は、稼働データのクラウドアップロードによるシステム連携、さらに、AGV(無人搬送車)やEFEM(ウエハ搬送ユニット)などとの統合を可能にし、カスタマイズ型ハイエンド乾燥装置としての方向性を明確に打ち出している。また、高度な温度均一性の追求、基板の低反りという設計理念により、高密度パッケージ基板の配線がさらなる微細化・高周波化への流れに対応している。
偉勝の陳玟翰総経理は次のように語る。「新型コロナウイルスをきっかけに、世界規模で『ダークファクトリー』と呼ばれる製造モデルが台頭し、あらゆる産業がダークファクトリーによる無人化生産の導入へと舵を切っています。そこで私は研究開発スタッフを率いて、多種多様な精密自動化乾燥装置を開発し続け、ブルーオーシャンの開拓を進めてきました。現在製品は、半導体、PCB、オプトエレクトロニクス、電子通信、印刷産業、化学、製薬、食品、学術研究機関といった分野をカバーしています。偉勝は今後も、無人化乾燥装置や自動化オーブン、さらに、精密型熱風循環オーブン、クリーン・無酸化精密オーブン、高温焼結炉、自動搬送型乾燥装置、UV/IRコンベア式乾燥機、プログラム式恒温恒湿試験機などの普及を推進してまいります」
また陳総経理は、「5Gの普及に伴い、高密度・高周波用途への対応に加え、SECS/GEM(半導体製造装置通信プロトコル/インターフェース)の導入がトレンドとなるなか、設備メーカーはこれまで以上に品質の向上とソリューションの提供を加速させる必要があります。そのため、弊社は今後、オーブン、搬送設備のさらなる統合を進めるとともに、乾燥装置、特殊プロセス用熱処理、UV、IR技術の高度化に力を注ぎ、従来の単一製品のみを製造・販売する思考から脱却し、トータルソリューションを提供する先進装置サプライヤーへの転換を目指します」と語った。
ニュース出典 工商時報
